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2025/07/13 13:40

ALTEREDのSHORT LENGTHラインは、「サイズが大きすぎる」という理由で埋もれていた古着に、もう一度着られるバランスに調整するための加工です。
古着を扱っていると、「悪くないけど着丈が長すぎて…」という服にたくさん出会う。
特に90sや00sのシャツ、ミリタリーやワーク系のアイテムは、今のスタイルに比べてやや大きめ。
でも、"大きい" というだけで手に取られないのは、もったいない。
着てみたらワンピースっぽく見えるシャツなど、そういう“サイズのせいで手に取られない服たち”に、Farawayとしてできることは何か。
僕が選んだ答えのひとつが、「SHORT LENGTH」というリメイクライン。
着丈を69cm前後のボックスシルエットに整えることで、老若男女問わず自然に馴染むバランスに整えます。
ファッションは自由なものですが、ちょっとした"計算"と”手間”があると服はもっと選びやすくなると思います。
ここではリメイク手順も紹介していきます。
【リメイク手順】
SHORT LENGTHの加工は、シンプルだけど、丁寧です。
以下は基本的な加工手順。
🪡 手順1:定規を当てて線を引く

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着丈69cm前後を目安に、ボディに定規を当ててチャコペンで線を引く
(ベースによって微調整あり)
🪡 手順2:カット

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通常の裁ちバサミ、もしくは丸刃のロータリーカッターでカット
🪡 手順3:裾処理

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縫う前にしっかりとアイロンがけ

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ミシンで裾を縫い上げていきます。

🪡 手順4(オプション):DRAWCORDの追加
裾に”ドローコード(絞れる紐)”を加えます。

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裾にドローコードホールを施す。ボタンホールの要領で施した穴から、紐を通します。

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コードを通し、シルエット調整できるギミックを加える
シルエットに変化をつけられるようになり、着る人自身が調整できる=自由度の高い服に変わります。
絞ってメリハリを出してもいいし、あえてルーズに着てもいい。
"サイズの合わなさ"が持つ問題を再解釈して、自由に変えるための工夫です。
【アイテム紹介】
◎ウエスタンシャツ
ウエスタンシャツは丈が長く作られているものも多く、苦手としている方も多いのではないでしょうか。
身幅の大きいビッグサイズのものを単丈にリメイクすることで、今っぽいシルエットに調整しました。
ウエスタンシャツはかっこいい柄のものも多いです。
◎ドローコード
裾にはドローコードを加え、ジャケットのようにシルエットを調整可能。
アウトドア仕様のシャツに、リメイクで都会的なニュアンスをプラスしました。
いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます!
↓ 商品ページはこちらから ↓
https://faraway901.base.shop/categories/6584271
Faraway -used clothing-のALTERED、ぜひチェックしてみてください!